市が開発しているので信頼性が高いし、
緑が多くて気持ちいい場所だったので。

白樺地区 S様(ご主人様、奥様、お母様)

―木の香りがして落ちつくお家ですね。建て替えだそうですね。

ご主人様(以下、主):
そうです。もともとここに住んでいたんですけど、定年退職を機に平屋に立て替えて、関東に住む母親を呼んで一緒に住むことにしました。

―最初にここに家を建てたのはいつ頃ですか?

主:
もう30年ぐらい前かな?分譲が始まって2年目の年でした。千歳市が開発していると聞いて、市が開発しているなら間違いないだろうということで、他はあまり見ずに決めました。信頼性が高いし、緑が多くて気持ちいい場所だったんでね。
奥様(以下、奥):
子ども達が喜んでましたね。3人とも向陽台小学校、中学を卒業したんですが、子育てをする環境は良かったです。横のつながりもけっこうあったし街の雰囲気も良かったですね。何かあっても団結していて。

―建て替えする際、マンションや街中へ越す選択肢は?

主:
そういう考えもあったんですけど、最終的にはやはり自然の中がいいということでね。 アウトドアが趣味というわけではないんですけれども、ジョギングが趣味なもので。向陽台の奥の方に行くと林道があって、土の上を走れるんです。休みの日には、大体2時間ぐらいかけて20kmぐらい走ります。これが気持ちいい。3日ぐらい走らないと気持ち悪いです。
奥:
もうジョギング中毒です、本当に(笑)。

―お母様は関東からいらしたんですね。

主:
うちはもともと東京の下町にあって、父が商売を辞めてから埼玉に移ったんです。僕はその後仕事で千歳に来て、結婚してから最初の家を建てたんです。それで、今回の家は最初から母と同居するつもりで建てたんです。
お母様(以下、母):
ですから、私にはもうひとり子どもがおりまして、この人の弟なんですけど、東京にいるんですよ。90歳になる姉も向こうにいますし、東京にはちょいちょい行っています。そういう時に、ここから空港までは15分ぐらいなので便利がいいですね。
主:
私達の子どもも本州に2人いるので空港はよく使います。
向陽台に来る前は埼玉に5年間いたんですけど、成田空港や羽田空港に行くのに電車に乗ったりして相当時間かかりましたから、そういう意味ではアクセスは最高です。

―お母様、北海道の生活はいかがですか?

母:
家の中は温かいですねぇ。かえって関東の方が寒い時がありますから。北海道は外へ出るときゅっと寒いですけど、中は温かいです。 あとは温泉もいいですね。ついこの間も行きました。
奥:
もう1人の子どもが登別にいますので、孫の顔を見にいきがてら温泉に行ったりしています。いろいろ行くのにもこの辺りは便利なんです。
主:
登別も洞爺湖も高速を使えば1時間くらいなので。向陽台の中にも温浴施設があるので、そこにも行っています。

―今の暮らしで気に入っているのは?

主:
やっぱり自然がいっぱいあること。ちょっと足を伸ばすと樽前山や支笏湖があって、景色が素晴らしいんです。
奥:
私は子どもが小さい頃からいますので、知り合いが多いから何かあっても話ができる人がいることかしら。もう3人とも結婚していますけど、子ども達はそれぞれのお友達と本当に仲が良かったんです。
主:
あとは庭。この辺りの区画は大体100坪ぐらいはあるから庭が広くとれるんです。
東京にいた頃の家はね、窓を開けたらすぐ隣で手が届くくらいだったんです。やっぱりこういう大きいスペースの方が良くて、あえて庭のスペースを大きくとったんです。
それと、北海道は空気が違いますよね。亡くなった父が喘息だったんですけれども、北海道へ来ると喘息が止まるって言っていましたから。空気がキレイなんですね。
シンプルな平屋建てのS様邸

シンプルな平屋建てのS様邸

木の優しさを活かした開放的な間取り

木の優しさを活かした開放的な間取り

屋根裏も有効的に活用可能

屋根裏も有効的に活用可能


あえて広くとった庭にて
あえて広くとった庭にて

【取材日:平成23年7月27日】